バルセロナのモンメロサーキットで、トプラクとロカが表彰台の週末を過ごす
Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Racing Teamの2人のライダーは、2週間前のアッセンでの好調を継続し、オランダで得たパフォーマンスをさらに強化するために、カタルーニャに到着した。
金曜日は、トプラク・ラズガティオグルが苦手とするカタルーニャのコースで、正しいセットアップを見つけることに焦点を当てた。アンドレ・ロカテッリも同様に、シーズン序盤から見せているリズムの良さを維持し、表彰台やトップ5を安定させるための作業を行った。
土曜日、トプラクとロカは、レース1のスターティンググリッドを決定する朝の予選に臨んだ。ファステストラップを狙う2台のオフィシャルR1には、いくつかの問題があり、2人のライダーは完璧なラップを刻むことができなかった。ラズガチオグルはポールポジションからコンマ8秒差の8位で3列目を獲得、ロカテッリは10位で4列目を獲得した。
レース1では、ラズガティオグルとロカテッリの両選手が見事な逆転劇を演じ、順位を上げ、トップ5入りを果たした。エリック・グラナドの転倒により赤旗中断となったレース再開2回目では、ラズガティオグルとロカテッリが堅実で安定したペースを見せ、2021年世界チャンピオンが2位でゴール、3位と数秒差でチームメイトが4位となり、この週末初のポディウムを獲得しました。
日曜日は、午前中にスーパーポールレース、午後にレース2が行われ、スペインでの週末を締めくくるプログラムが行われました。最終戦のグリッドを決める短いレースで、トプラクは前日の好感触とポジションを確認した。ゼッケン54のトプラクは、バウティスタに続く2位を獲得した。またロカテッリも3位となり、ヤマハのダブル表彰台を達成した。第2レースでは技術的な問題に阻まれ、5位以内に入ることができず7位となった。一方、ラズガティオーグルはJ・リー(ホンダ)と激しいバトルを展開し、リーが転倒すると、M・リナルディ(ホンダ)をパスして2位でチェッカーを受けた。
この結果、ヤマハの2人はバウティスタの最初の追撃者となり、トプラックは167ポイントで2位、ロカテッリは133ポイントで3位となった。
次の予定は、M・シモンチェリ・ワールドサーキットのミサノで行われる第5戦である。